今回は「美容師が文章を書くときに、気を付けること」を6つまとめてお伝えいたします。
美容師はブログやホームページのテキスト、ホットペッパービューティーのページ作りやSNSなど、文章を書くことが意外と多いですよね。
しかし「文章を書くのは苦手」そう思っている美容師の方も多いのではないかと思います。
あとは「スタッフにもっとうまく文章を書いてほしい」という店長さんやオーナーさんもいらっしゃるのではないでしょうか。
この記事を読んでいただくと、それらの問題点を解決するきっかけになると思います。
最初に、この内容に関連することを1つお知らせします。
私のnoteにて下記の記事をアップしております。ぜひこちらもご覧ください
はじめに 皆さんはブログを読んだ時に 「読んだ記事が、参考にならなかった」「あたりさわりのな…
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では早速本題に入ります。その6つとは
1.記号
2.改行
3.文体
4.一文二義もしくは三義
5.漢字を開く
6.句読点
です。
目次は下記の通りです。
1.記号
文章を書くときに記号を使うと、文章が柔らかくなったり読みやすくなったりします。
記号とは「! ♡ ♪ ◎ ☆ 」等、その他にもたくさんありますね。
ただ、使用するにあたって気を付ける点が2つあります。
1つは使い過ぎに注意するということです。記号を使いすぎると読みにくくなるのはもちろん、幼稚な印象になってしまいます。記号はポイントで使うようにしましょう。
もう1つは「記号によって印象がある」ということです。
例えば 「♡ ◎」はキュートでカジュアルな印象があります。若い人に向けた文章であればOKですが、大人に向けた文章であれば、そぐわない可能性がありますね。
「♪や☆」もキュートではないですが、カジュアルです。クールな洗練された文章では使用しないほうが良いでしょう。
このように記号によって文章の印象が変わってくるので、気を付けてください。
2.改行
改行を行っていない文章は、とにかく読みづらくなります。
最近では特にスマホで文章を読むことが多くなるため、スマホ画面に合わせた改行が必要です。
スマホでみて、改行なしで行けるのは5行までになるようにしてください。
それ以上になると文章が「かたまり」に見えてしまい、読まれなくなってしまいます。
また、5行ごとに改行するのも適切ではありません。
文章に抑揚が付くように、行のボリュームも一定にならないように工夫しましょう。
3.文体
文体には常体(だ・である調)と、敬体(です・ます調)があります。どちら
かに統一しましょう。
「くせ毛のカットは難しい。でもやり方さえわかれば簡単です。勉強すれば沢山の
お客様に喜んでもらえるのである。」
中央の1文だけが敬体(です・ます調)になっているので、おかしいですね。
あと、補足で同じ文末表現が連続しないようにすることも大事です。
すべて違う表現にするのは無理があるので、2連続まではOK、3連続はNGを基準にしましょう。
4.一文二義もしくは三義
「一文二義もしくは三義」を意識すると良いでしょう。
◆一文一義=一つの文章が一つの意味しか持たないこと
例「明日は晴れる」
◆一文二義=一つの文章が二つの意味を持つこと
例「明日は晴れるので、洗濯物を干そう」
◆一文三義=一つの文章が三つの意味を持つこと
例「明日は晴れるので、洗濯物をすると、母が言っていた」
◆一文四義以上=一つの文章が四つ以上の意味を持つこと
例「明日は晴れるので洗濯物をすると母が言っていたが、私は本当に晴れるのかと思い天気予報を見てみると雨マークがついていたので、もう一度母に聞こうと思う」
一文四義以上の文章がNGというわけではないですが、難しい内容を入れると理解しにくくな
り難易度が上がります。
まずは一文三義までに収まるようにすると、読みやすい文章になるでしょう。
5.漢字を開く
漢字をひらがなにすることを漢字を開くと言います。
スマホやパソコンで文章を書いていると、ひらがなを漢字に変換することが簡単にできます。
この機能があることによって、漢字だらけになっている文章を見かけます。
現在のトレンドとしては、漢字が多すぎると読みにくい文章と認識されます。
漢字の割合は20%前後が適正でしょう。
6.句読点
句点は「。」
読点は「、」
です。
句点
句点は50文字以内に1つ付けると良いでしょう。1文は50文字以内ということですね。
読点
読点の1文の平均は約1.5個です。1文に1〜2個までと意識しましょう。
むやみにつけすぎても、文章が読みにくくなってしまいます。
まとめ
いかがだったでしょうか。
今日は「美容師が、ブログなどの文章を書くときに気を付けたい6つのポイント」について説明してきました。
まとめると
1.記号
使い過ぎと記号の持つ印象に注意2.改行
文章をスマホで見て「かたまり」にならないように5行以下にする3.文体
文体は統一する4.一文二義もしくは三義
一文に意味を入れすぎないようにする5.漢字を開く
漢字の使用率は20%以下6.句読点
句点は50文字以内に1つ
読点は1文に1から2つ
ということになります。
このポイントを頭に入れて、ブログなどの文章の作成に取り組んで頂くと、読まれやすくなると思います。
冒頭にもお知らせしましたが、ブログの書き方をもっと知りたい方はnoteにて説明しておりますので、そちらもぜひご覧ください。
はじめに 皆さんはブログを読んだ時に 「読んだ記事が、参考にならなかった」「あたりさわりのな…