美容室の業務用シャンプー&トリートメントを販売してみよう!

美容室の業務用シャンプートリートメントを販売してみよう!

皆さんのサロンでは、シャンプートリートメントは販売されていますか?
多くのサロンが店販として、販売されているのではないかと思います。
では、業務用シャンプートリートメントは販売されていますか?いわゆるお店で使用する大きいサイズですね。
実は、業務用を販売できること自体知らない人もいるようなのですが、これは販売出来ます。
そしてメリットが沢山あります。
今回は「業務用シャンプートリートメントを販売してみよう」ということについてお話していきます。メリットを4つご紹介致しますので、楽しみにしていて下さい。
当社は、安定的に10%から20%の店販比率を出しているので、店販については別動画も上げております。
またnoteの方にも店販を伸ばすための施策について3つ記事を書いております。是非そちらもご覧下さい。
それでは早速本題に入ります。
ポイント4つ
  1. 商品のグラム単価が下がる
  2. 離脱率が減る
  3. 店販売り上げが上がる
  4. 在庫を抱えない方法

1.商品のグラム単価が下がる

業務用シャンプートリートメントは、何リットルも入っていることがほとんどです。なんでもそうですが容量が多いほうが、グラム単価は安いですよね。
容量が多くなる分、販売価格は高くなりますが、グラム単価はめちゃくちゃ安くなることがほとんどです。
お客様にとって毎日使うものなら、まとめ買いして安くなるほうが嬉しいですよね。
このような面から、お客様にとても喜んでもらえるのが業務用です。
単身のお客様なのか、ご家族や同棲者がいらっしゃるのかで変わってきますが、業務用を販売する場合、半年から1年分になることが多くなります。
お客様に商品を気に入ってもらっている場合、「どうせ使うものだし」という気持ちがあるので、喜んで頂けることは間違いないでしょう。
もう一つ良い点があるとすると、売値が安いということは仕入れ値も安いということです。
これによって店販の利益率も変わってきます。業務用に関しては、値段交渉もしやすい商品です。是非、ディーラーさんやメーカーさんと価格交渉して下さい。
価格交渉や利益率に関しては、別動画を上げておりますので、そちらもぜひ、ご覧頂けたらと思います。
YouTube

美容室経営を「マーケティング・マネジメント・財務・技術」4つの観点で学ぶチャンネル。 お問い合わせはこちら mail@…

 

2.離脱率が減る

もし、250mlや500mlの商品しか販売していない場合、それがなくなった時点で別の商品を購入される可能性が高まります
たまたま美容院に予約をしている場合であれば、買い足せますがそうじゃないこともありますよね。
そうするとお客様は、せっかく美容師がプロ目線で選ばせて頂いた、髪に一番合っている商品から離脱してしまいます。
美容師はお客様の髪に合ったものを選んで、少しでも日常生活で素敵な髪型でいて頂きたいと思っていると思うので、これは悔しいですよね。
しかし業務用を販売すると、少なくとも購入機会は半年に1回なので、離脱は起きにくくなります。
キャンペーンを年に2回打てば、キャンペーン価格でずっとご提供出来ることにもなりますよね。このように離脱率という面からも考えてみると良いと思います。

3.店販売り上げが上がる

業務用は、容量が多くなるため販売価格が上がります
そうすると店販売り上げは、上がりますね。売り上げは、お客様に喜んで頂きながら上げていかないと、どこかで歪みが生じます。
先程お話したように、業務用を販売することはお客様にも良いので歪みが生じることなく、売り上げも上がります。
そういった面から業務用を販売するということは、お客様的にもサロン的にもどちらにもメリットがあるということになりますね。また、店販売り上げが上がるということは、総売り上げも上がります。
発注量も上がり、ディーラーやメーカーと価格交渉もしやすくなります。
さらに店販の歩合をスタッフに還元することも出来るので、こういった副産物的な効果も期待出来ますね。
 

4.在庫を抱えない方法

業務用を販売するとなれば、その商品のファンでなければ購入しません。
今まで一度も使ったことのないシャンプーを、いきなり何リットルも買うということはないですよね。
ということは、ターゲットは「すでにその商品を購入されている方」に限定されます。
であれば、その方々に業務用のインフォメーションをして「購入したい」という意思のある方の分だけ、発注すればいいですよね。
さらにキャンセルに対して保険を掛けるならば、「先払い」して頂くことをおススメします。
全額でも良いですし、1000円だけ先払いして頂くだけでもキャンセル率は下がります。
キャンセル率は元々高くはないですが、単価が高いものなのでキャンセルがあると、かなりダメージです。その面も、ケアできると良いですね。

まとめ

いかがだったでしょうか。
今回は「業務用シャンプートリートメントを販売してみよう」ということについてお話しました。
まとめると、
  • 1.商品のグラム単価が下がる
    お客様にとってもサロンにとっても価格が安くなります。
  • 2.離脱率が減る
    販売の機会損失を埋めてくれますね。
  • 3.店販売り上げが上がる
    単価が高いので売り上げは簡単に上がり副産物的な効果も期待出来ます。
  • 4.在庫を抱えない方法
    商品のファンに販売する施策なので在庫を抱えるリスクはほぼ0です。
ということになります。
もし店販に取り組まれていて、業務用を販売していない方や販売しているけど、いまいち上手くいかない方は、ぜひお役立て頂ければと思います。
冒頭にもお伝えしましたが、店販については別動画も上げております。また、noteの方にも店販を伸ばすための施策について3つ記事を書いております。ぜひ、そちらもご覧下さい。
【美容室経営に関するnote】
note(ノート)

この記事は ・シャンプートリートメントの販売を強化したい ・シャンプートリートメントの販売に取り組んでいるがうまくいか…

【美容室経営をわかりやすく具体的に石橋拓郎チャンネル】
https://www.youtube.com/watch?v=aSImIQNghhw
Youtube 最新情報をチェック!