美容院(美容室)の大掃除
皆様のサロンでは、大掃除をされていますか?
ほとんどのサロンがされているのではないかと思います。でも、大掃除って大変ですよね。なので、今回は思い切って大掃除をやめてみませんか?という記事です。
いやいやいや、そんなことするとサロンが汚くなって、クリンネスが保てないじゃん。という声が聞こえてきそうですが、ご安心ください。
今回は、「美容院(美容室)の大掃除」について、大掃除をやめてもサロンをきれいに保つ方法をお伝えしていきたいと思います。
ポイント4つ
- 大掃除の内容を書き出す
- サロンワーク中にできる箇所できない箇所を分ける
- 割り振る
- 月に2回掃除する
それでは、1つずつ説明していきます。
1.大掃除の内容を書き出す
皆さんのサロンでは、大掃除内容は決まっていますか?
決まっているようであれば、まずそれを書き出してみましょう。エアコン掃除とか、棚の整理とか、いつもやっていることを書き出してください。
もしも大掃除でやることが決まっていない場合は、これを機会に決めて書き出してみましょう。
2.サロンワーク中にできる箇所できない箇所を分ける
先ほど書き出したものの中から、サロンワーク中にできる箇所とできない箇所を分けてください。
例えば、カットチェアの車輪の毛くずって掃除すると思うのですが、毎日はやらないサロンが多いですよね。でも、これはサロンワーク中にも一脚ずつならできると思います。ドライヤーのフィルターなんかもそうですね。
逆にエアコン掃除は、サロンワーク中には出来ないですよね。こんな感じで分けてください。これをやってみると分かるのですが、意外にサロンワーク中にできることが多いんですよね。
3.割り振る
サロンワーク中にできる箇所とできない箇所を分けてみるとわかるのですが、意外にサロンワーク中にできることが多いことに気が付くと思います。
ということは、サロンワーク中の空いている時間にやってしまえば、今まで大掃除にかかっていた時間が短縮され、もはや大掃除ではなくなってしまいます。
これを表にして、スタッフに割り振りましょう。
4.月に2回掃除する
割り振ったら、それを月に2回必ず掃除するようにしましょう。当社の場合は、チェック表にして
やったらチェックを付けるという風にやっています。
月の前半1回、後半1回やることになっているので、大掃除をしなくてもキレイが保たれるというわけです。月に2回やればいいだけなので、個人の負担も少ないですよね。
そしてサロンワーク中にできないエアコンなどは、月に1回営業を30分から1時間早く切って時間取れば、全てを営業時間内に終わらせることができます。
大掃除はサロンワークが終わってからとか、営業時間外にやっている美容室がまだまだ多いと思いますが、このやり方であれば、就業時間内に大掃除をすることができるというわけです。
まとめ
いかがだったでしょうか。
今回は「美容院の大掃除、やめてみませんか?」というお話をしてきました。
まとめると、
- 1.大掃除の内容を書き出す
まずは掃除の内容を明確にしましょう。 - 2.サロンワーク中にできる箇所、できない箇所を分ける
サロンワーク中にできる箇所は、意外に多いことに気が付くと思います。 - 3.割り振る
当社では、割り振ってチェックシートにしています。 - 4.月に2回掃除する
月の前半後半合計2回掃除することで、きれいな状態が保たれます。サロンワーク中にできない箇所だけ、時間を取りましょう。30分ぐらいで、できますよ。
このようになっています。
一昔前は、大掃除は営業後にスタッフ皆でワイワイやるものでしたが、労働環境の整備をしなければいけない中、そうするのもよくないと感じる人が増えてきていると思います。
「なんで残って掃除しなきゃいけないんだよ」という感覚ですね。でもこれは当たり前の感覚で、一般企業で居残りして残業代も出ない大掃除となると、問題になるのではないでしょうか。
その中で、しっかりクリンネスも保たないといけないので、工夫が必要なのではないかな
と思って、この記事をアップいたしました。
そのままパクってもらってもいいですし、アレンジを加えていただいてもいいと思います。
労働環境を整える1つの手段として、ぜひ参考になさってください。
【美容室経営に関するnote】
【美容室経営をわかりやすく具体的に石橋拓郎チャンネル】