ホットペッパービューティー完全攻略〈第一回〉始めていきたいと思います。
今回から、ホットペッパービューティーの管理画面「サロンボード」を使って説明していきます。
まだ契約していない方は見れない画面ですが、できるだけわかりやすく説明していきます。
YouTubeでご覧になりたい方はこちらからどうぞ。
サロン経営をわかりやすく具体的にお伝えしているチャンネルです。
本題に戻ります。
管理画面の掲載管理から《サロン》をタップしてください。
第一回は《サロン》前半部分のページ作りを説明していきます。
①デザインプレート
バリュー、プラチナプラン以外は使用不可
ホットペッパービューティーは、掲載費によってプランが分かれています。
また、プランごとに使用できる機能が違います。
このデザインプレートは「バリュー、プラチナプラン以外は使用不可」なので、必要ない方は飛ばしてください。
サロンイメージや獲得客層の意識
デザインプレートとはページの背景です。
これを付けることで、何もないよりもページの第一印象が良くなります。
ここでの注意点は「サロンのイメージや、集客したいお客様の雰囲気に合わせたものを選ぶ」ということです。
例えば大人女性を集客したいのに、ポップな感じはNGです。
逆に若いハイトーンカラー客を狙いたい場合に、シックで落ち着いたデザインはあまり良くありません。
約50種類のデザインと約100の色を組み合わせられるので、ご自身のサロンに最適なものを組み合わせてください。
スマホには反映されない
この機能はスマホには反映されません。PCやタブレットで見たときに反映されます。
設定がおわったら、必ずPCやタブレットでチェックしましょう。
管理画面からではなく、実際にお客様が使用するページからチェックしてください。
そうすることで管理画面ではわからなかった、お客様目線で見た時の雰囲気を感じることができます。
②サロンヘッダー写真
1番上の大事な画像
ヘッダー画像は、ページに入った時に1番目立つ画像です。
とても重要な箇所なのですが、意外と力入れていないサロンもあります。
ページに訪れたお客様は、この画像を見て「私に合いそうだな」とか「良いな」「好みじゃないな」等を
感覚的に感じ判断します。
良い印象だと下にスクロールしてくれますし、悪い印象だと離脱してしまいます。
それだけ大事なポイントだということを押さえて、良い画像を使っていきましょう。
また、枚数は3枚入れることができます。
たまに1枚や2枚しか使っていないサロンがあるので、しっかり3枚使ってください。
ホットペッパービューティーは表現できる箇所が限られるので
そこを使い切らないのは、もったいないことになってしまいます。
客層を意識したものを選ぶ
デザインプレートと同じように、集客したい客層を意識した画像を使ってください。
例えば大人女性がターゲットなのに、10代のモデルを起用しているのは良くありません。
キュートでかわいい店内で、ティーンを集客していきたいにもかかわらず
クールなヘアスタイル作品を使用するのもよくないですね。
美容院や美容師は「載せたいものを載せる」という方が、かなりいらっしゃいます。
もちろん自由ではあるのですが、ここはそうではなく、お客様目線に降りてどう見えるか?
を感じ、考えた画像を使用することをおススメします。
s/s a/wで変える
サロンヘッダー写真を、ずっと変えていない美容院はたくさんあります。
載せている写真は必ず古くなりますし、トレンドや流行のヘアスタイルも変わります。
最低でも年に2回「s/s(スプリングサマー) a/w(オータムウィンター)」で変えましょう。
お客様の潜在意識的に季節と合わない画像や、古い画像が表示されている場合
「この美容院に行くのはちょっと違うかな・・・」と思ってしまいます。
アパレルショップのディスプレーも、テレビCMでも、季節感は必ず意識されていますよね。
ホットペッパービューティーのページ作りも、ぜひ季節感を取り入れてください。
横画像のみ&文字入れ禁止
ここには、ヘアスタイルの写真を載せているサロンが多いですね。
ヘアスタイル写真を載せる場合、撮影時に注意点があります。
サロンヘッダー画像は、横画像しか使うことができません。
縦画像だと、トリミングして横にしなければいけないのですが
寄りで撮った縦画像だと、ヘアスタイルの全体を使うことができなくなってしまいます。
かなりアップになってしまい、目しか映らないということにもなりかねません。
撮影する時にはヘッダー写真用に横で撮ったり、引きで撮ることを忘れないでください。
また、写真にテキストは入れられません。
例えば「自分史上1番似合う髪型になれる」というキャッチコピーなどです。
しかし「ロゴ、サロン名」は入れられます。
もちろんなくても問題ないのですが、これらがない画像とある画像では印象が違います。
ぜひ入れたパターンも試してみてください。
使用する写真についてもっと知りたい方は
《使用できる写真について》というバナーがありますので、そこから情報を取得してください。
③サロントップ キャッチ
文字数マックスMAX
サロントップのキャッチは全部で50文字入れることができます。
しかし、文字数を余らせている美容院が多くみられます。これは非常にもったいないですね。
できるだけ文字数MAXに近くなるように考えましょう。
では、内容はどうすればよいのでしょうか。
まずこだわりや特徴など、お客様に伝えたいことを単語で抜き出してみましょう。
例えば当サロンを例に出すと
「あなた史上1番似合う髪型」「リピート率OO%」「おまかせで似合う髪型になれる」「マイナス5歳」 「大人気サロン」
などが伝えたいことです。
その他にも
「髪質改善」「メンズサロン」「ハイライトが得意」
等もよい単語ですね。
お店の特徴をテキストにして書き出しましょう
その時に、より効果を出すには【数字を入れる】ということです。
上の例で言うと「1番」「OO%」「マイナス5歳」などがこれに当たります。
空き枠のお知らせ
ホットペッパービューティー調べによると美容院の予約は
かなりの数のお客様が「前日から当日にしたい」と思っているというデータがあります。
ということはお客様にとって「今日、明日に予約が取れるかどうか」というのは、非常に大事な情報となりますね。
その点から、空き枠のお知らせを必ずここに入れるようにしましょう。
基本的には、当日に空き枠があるかないかを書き込むとよいと思います。
また、当日の予約がいっぱいだったり営業が終了した時点で
翌日の空き枠状況をお知らせするテキストに変えたほうが良いですね。
書き方は単純です。
「O/O空き有」とか「本日予約可能」など、一目見てお客様がわかるように表現することがポイントです。
半角を上手く使う
先程全部で50文字と書きましたが、半角を使うことで文字数を増やすことができます。
「記号 数字 スペース」は基本的に全角だと1のカウントですが、半角だと0.5となります。
できるだけ多くのことをお客様にお伝えしたいので、半角を使って文字数を多くしましょう。
刺さる言葉を使う
例えば
「髪質改善できますよ」
というのと
「美容業界最新の髪質改善を採用!!」
どちらが魅力的に感じるでしょうか?おそらく後者を選ぶ方が多いと思います。
お客様は、画像や文字を一瞬で判断するので「よさそう!!」と印象付けるには、言葉のパワーが必要です。
刺さる言葉を考えて、ついついお客様が読んでしまう文章を考えてください。
フリーワード検索ランキング
ホットペッパービューティーには「フリーワード検索ランキング」というものがあります。
これは「ホットペッパービューティーを利用しているお客様が、サイト内検索でどの単語で検索をしたのか?」
というのを世代別に分けてランキングにしたものです。
ランキングを見てみると
「ハイライト」「バレイヤージュ」「白髪染め」「髪質改善」等、様々な単語で検索がされています。
もちろん世代別でキーワードのランキングは変わってくるので
サロンが集客したい年代のキーワードをチェックしましょう。
その単語を組み込んだキャッチにすることで、反応率も変わってくるので
テキストを考える時の材料にするのが良いと思います
④サロントップ コピー
キャッチと気を付けるべき点は同じです。
注意点としては、訴求する事柄をキャッチと重複しないようにすることです。
限られたスペースなので、同じことを書くともったいないですね。
⑤TOP写真
1枚目
TOP写真の1枚目は「内観写真」を推奨します。理由をお客様心理から説明します。
お客様は、自分の雰囲気に合った美容院に行きたいと思っています。
それを感覚的に判断するのが内観だからです。
これはホットペッパービューティーも推奨しています。
効果が出ているサロンも内観にしているところがほとんどなので、ぜひ良い写真を撮って1枚目にもってきてください。
表示枚数
お客様がホットペッパービューティーを、どのデバイスで閲覧しているかで表示枚数が変わります。
サイト内の検索画面に
スマホアプリは5枚。
ウェブページをスマホで閲覧した場合は2枚。
表示されます。
現在PCとスマホのサイト利用率は「2:8」なので、スマホがかなり重要ということがわかりますね。
その中で「最初の2枚がお客様に見られやすい」ということになります。
綺麗に撮った内観と、1番イケてる写真をぜひ配置してください。
ちなみにPCの場合は、別の写真が表示されます。
どれが表示されるかというと《ヘアスタイルのピックアップスタイル》です。
これについてはこの記事以降で説明いたしますので、そちらもチェックしてください。
最後によくある質問で「画像応募のチェックボタンはやったほうが良いのか?」という質問があります。
これはやってもやらなくてもよいです。
ホットペッパービューティーに対して「画像を使っても良いですよ」という許可をするかしないかというだけです。
許可すると画像の露出は増える可能性はありますが
どのサロンの写真なのかはわからないので、集客に直接の影響はないと考えています。
まとめ
いかがだったでしょうか。
それぞれ細かいところまで説明してきました。
人によっては「こんなの当たり前でしょう」という方もいらっしゃるかもしれません。
でもこれ全部を完璧に作りこんでいる美容院の数は、少ないと思います。
なので、1つでもやっていないことがあればぜひ取り入れて頂けたら幸いです。
こうやって地味ではありますが少しづつ改善をして作りこんでいくことが
ホットペッパービューティー攻略の最短距離です。
次回の記事もお楽しみに。
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