美容師必見!ホットペッパービューティー完全攻略〈第三回〉

前回の記事までは、ホットペッパービューティー、サロンボード掲載管理の《サロン》の部分を解説してきました。

まだご覧になっていない方は、過去記事から見てもらえるとわかりやすいと思います。

序章
第一回
第二回

今回は《スタイリスト、スタイル、メニュー、こだわり》を解説していきます。

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≪スタイリスト≫

【指名料】

指名料が発生する場合は、必ずチェックを入れてください。指名料は明確にしておかないと支払い時にトラブルとなります。

【スタイリスト一覧 アシスタント一覧】

順番は、1番から見られる確率が高まります。
特にスタイリストは、お客様に紹介したい順に並べましょう。

サロンの方針によって、デビューしたての人を上に持ってきたり、
リピート率の高い人を上に持ってきたり、様々な考え方があります。

並べる順番を意識して設定してください。

【PickUp】も順番と考え方は同じです。お客様に紹介したいスタイリストを選びましょう。

プランによって選べる数が変わってくるので、選べるだけチェックを入れてください

【詳細】

詳細はタップすると次の階層のページに移ります。

今まで何度も言ってきましたが、このページも
「文字数Maxを狙う」「強みをしっかりわかりやすく書く」この2つは共通です。

それに加えて【なんでもフォト】は全部埋めてください。


ここは埋めていない人がとても多い箇所です。

4つの画像とテキストが登録できるので、すべて埋めてください。

何でもフォトの効果を説明します。
ごく当たり前なのですが、お客様が「どのスタイリストにしようかな?」
と選ぶ場合にこのページを見ます。

これは皆さんわかると思うのですが、もう一つ大事な役割があります。

それは、ご来店後「どんな人なのかな?」
と、より深くスタイリストのことを調べる時に使う、という役割です。

例えば、たまたま入ったごはん屋さんで、
めちゃくちゃ美味しいパスタを食べたとします。

そうすると来店した後に「あのお店どんな感じなのかな?」と気になりますよね。

その結果ホームページを調べたり、
紹介されているサイトで評判を見たりする人もいるのではないでしょうか。

もちろん全員ではないと思いますが、調べる人は一定数いると思います。

その時に、書いてあることや画像によって「来店後の価値」が高まりますし、
もう一度ご来店いただく、もしくはファンになってもらう為にも情報の充実が必要です。

また、このページで気を付けなければいけない点がもう一つあります。

それは「スタッフ任せずオーナーや店長が添削する」ということです。

このページはホットペッパービューティーで唯一、スタイリスト個人のページなので
スタイリストに任せっぱなしのサロンが多い箇所です。

しかしちゃんとページを作れる美容師は、残念ながら多くありません。

先述した「文字数Maxを狙う」「強みをしっかりわかりやすく書く」というのはもちろん
「誤字脱字無く」「適切な内容」「顧客目線」等、
チェックするところはたくさんあります。

スタイリストに任せっぱなしにすることなく、しっかりと管理することをおススメします。

≪ヘアスタイル≫

【順番】

最初の2枚は検索画面に表示されるので、とても大事です。
クオリティと季節性に注意して、素敵な作品を2枚配置しましょう。

良い作品ができれば、その都度2番目以内に配置してください。

同じ作品をずっと使い続けるのは、お客様目線で見たときに新鮮味が薄れるので
おススメしません。

季節性も意識しながら掲載していきましょう。

また、レングス別に分けて統一感を出すことも必要です。
理由はレングスがバラバラだと、お客様にとって見にくいページとなってしまうからです。

その時の人気レングスから順に、まとめて掲載していきましょう。

例えば「ショート」→「ボブ」→「ミディアム」→「ロング」→「メンズ」という感じです

【色味やテイスト】

よりクオリティを上げたい場合は「作品の色味やテイスト」を統一してください。
そうすることによって、サロンの印象が伝わりやすくなります。

インスタグラムも、これらの統一がされているページが伸びやすいとされています

【Beauty Selection】

皆さんは「Beauty Selection」というものをご存知でしょうか?
これは『ホットペッパービューティー編集部が選ぶオススメコンテンツ』です。

お客様が、ホットペッパービューティーをスマホかPCで見た時の
トップ画面にバナーがあります。

内容としては、2ヶ月に1回編集部がヘアスタイルのポイントを決めて
その名前がついているヘアスタイル画像を、まとめて表示させるというものです。

例えば

今セレクトされているのは「オリーブカラー」とか「小顔」などです。

この単語がヘアスタイルの名前に入っていれば、勝手に抽出され掲載されるという訳ですね。

対象はPC・スマホで、アプリは含まれません。

これは1種のキーワード検索になりますので、
スタイル検索からの流入が見込めます。



大事なのは「2か月に一度キーワードが変わる」ので、その都度更新が必要ということです。

では、どこでそのキーワードを知れるのかを説明します。

サロンボードログイン時の、トップ画面右下です。
どのタブもクリックしていない時の状態ですね。その右下にバナーがあります。

ヘアスタイルを投稿するときには、出来るだけこのキーワードを入れ込むと
流入数アップが見込まれます。

偶数月の最終木曜日に更新されるので、是非チェックしてください。

メニュー

【備考】

必ずお客様が見るところなので、有効活用してください。
絶対にお客様に伝えておきたい「注意点」などを書き込むと良いでしょう。

【組み合わせメニュー】

組み合わせメニューには2つの意味があります。

1つは、得意なメニューや売りたいメニューを組み合わせて、
お客様にアピールする意味。

もう1つは、セットメニューにすることによって
購買意欲を心理的に上げ、単価アップを狙う意味。

この2つの意味を持っています。

正直、そこまで見られる部分ではありませんが、
上記の2つの意味を理解して作成すると良いでしょう。

【単品メニュー】

お客様がメニュー内容を見た時に、わかりやすくすることを心がけて下さい。

《どんな人に良いメニューなのか?》
《それをやるとどうなるのか?》

が一目でわかると良いでしょう。

トレンドの商材を使っている場合は、その名前を入れたほうがヒット率が上がります。

今でいうと「イルミナカラー」とか「トキオトリートメント」等がそれにあたります。

こだわり

このページは、プラチナとバリューしか掲載されません。

このページを作成する際に「施術STEP」か「フリーフォーマット」を選べるのですが、
個人的には「施術STEP」の方が沢山書き込めるので良いと思います。

このページを作成するにあたり、1番大事なことは「コンセプト設計」です。

「コンセプト設計」をするためには

《ターゲットを明確化×ウリの明確化》→これをページに落とし込んでいく

という流れが必要になります。

例えば、20代女性ターゲットでカットが売りならば
《20代女性×カット》→これをページに落とし込んでいく

ということになります。

このコンセプトに響くようなこだわりページを作っていく事が大事です。

こうすることによって、ただ漠然と作るのではなく
使う写真やテキストが明確になってくるはずです。

他社分析として、こだわりページが上手なサロンさんを探してみてみるのも大事ですね。

まとめ

いかがだったでしょうか

今日はホットペッパービューティー、サロンボードの掲載管理のなかの

「スタイリスト スタイル メニュー こだわり」
について解説しました。

いろんなことを説明しましたが、1番大事なことは「スタッフ任せにしない」ということです。

しっかりとチェックして、素敵なページを作ってくださいね。

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