ほ会話が苦手な美容師に送る4つのアドバイス
皆さんのサロンには、会話が苦手なスタッフはいらっしゃいますか。
おそらく多くのサロンで、1人2人はいらっしゃるのではないでしょうか。
私も色々なスタッフに関わってきましたが、会話が苦手なスタッフは一定数います。
問題なのは「その改善方法が難しい」ということです。
今回は、その中でも効果がある方法をお伝えしていきたいと思います。
全部出来なくても、どれか一つでも出来れば、きっと今より良くなると思います。
楽しみにしていて下さい。
会話が苦手な人はもちろん、指導する側の方に見てい頂きたいと思っております。
また、その他サロン経営に関する情報をまとめたnoteも最後に張っておきますので、ぜひご覧下さい。
それでは早速本題に入ります。
ポイントは5つ
- 会話が苦手な理由
- 情報を仕入れる
- 髪のことを話す
- 定型文を覚える
- 笑顔と挨拶をしっかりする
1.会話が苦手な理由
4つのアドバイスに入る前に「会話が苦手な美容師は、大体この中のどれかに当てはまる」というのをまとめてみました。
会話をなんなく出来る人は、出来ない人の気持ちが分かりにくいと思います。
まずは会話が苦手な人が、どのようなことを考えているのかを分かっておくと、その人に合わせたアドバイスが出来るようになると思います。
4つとは
- 何を話したらいいか分からない
- 話すのがそもそも苦手
- 年代が違うと話せない
- 異性が苦手
これに加えて「自分がお客様の立場の時に、会話したくない」という人もいますが、会話は接客業としてやらなければいけないことなので、この理由は削除します。
まずは「会話が苦手な人は、このようなことを考えているんだな」と分かって頂ければそれで大丈夫です。
これらの方は以降にお話しすることを実践することで、必ず今よりも会話が楽になるはずです。
2.情報を仕入れる
会話が苦手な人は、情報を持っていないことがあります。
自分の好きなことに関しては、情報収集出来ていますが、接客に相応しい情報はほとんど持っていなかったりします。
ニュースもあまり見ないという人も多いですね。
会話のネタがないと、お客様と会話することが難しくなります。
一流ホステスさんは新聞、本、ネットなどいろいろな角度から、情報を仕入れているという話を聞いたことのある人も多いのではないでしょうか。
そこまではいかなくても、ネットニュースぐらいなら見れると思います。
情報が取得出来ていれば、意外と話せるようになる人もいるので、ぜひ情報収集をしてみて下さい。
3.髪のことを話す
おそらく1番取り組みやすい方法が「髪のことを話す」というやり方だと思います。
理由は「今まで学んできたことをお客様にお話すればいいだけ」だからです。
取り留めのない雑談をするのではなく、お客様の髪質に合わせた知識を披露する形です。
例えば
「髪が広がりやすいお客様にその対処法を教える」
このようなイメージです。
もし、メイクやスキンケアやファッションも話せるのであれば、より会話も弾むと思います。プロとしての会話をしていることになるので、お客様からの評価も上がるでしょう。
4.定型文を覚える
例えば、アウトバストリートメントを付けるときに
「これはOOという洗い流さないトリートメントです。効果はOOなので、お客様の髪質に合っていると思うのですが、つけてもいいですか?」
このような定型文を作っておいて、その時になったらそれを話すというやり方です。
そうすることで、お客様から質問や反応が返ってくるので、それに合わせて会話をしていけば良いでしょう。
反応も質問も薄いことは、多々あると思いますが、まずは声に出して会話するということが大事なので、恐れずにやってみて下さい。
いろんな場面で作って、覚えておくと良いですね。指導する側であれば、作ってあげるのも良いと思います。
当社はいろんな場面で作っています。
5.笑顔と挨拶をしっかりする
会話が苦手な人に多いのが、「笑顔がない、挨拶が小さい。」という点です。
想像してみて下さい。
満面の笑顔で明るく挨拶された場合と、仏頂面で下を向きながら小声で挨拶された場合で、どちらの印象が良いでしょうか?
どちらが、その後の会話が弾みそうでしょうか?
答えは前者だと思います。
お客様は話しやすそうな人に、話しかけて下さいます。その結果、会話が弾むのですが、話しにくそうな人には積極的に話しかけて来ない方がほとんどです。
その差は何が作っているのかというと、笑顔と挨拶です。要は入り口から会話が弾みやすい状態にしておかないと、会話は難しいということです。
笑顔と挨拶は、意識次第でどうにでもなります。
すぐにでも出来ることなので、トレーニングだと思ってぜひやってみて下さい。
まとめ
いかがだったでしょうか。
今回は「会話が苦手な美容師に送る4つのアドバイス」についてお話しました。
まとめると、
- 1.会話が苦手な理由
・何を話したらいいか分からない
・話すのがそもそも苦手
・年代が違うと話せない
・異性が苦手
多くの場合はこの4つです。指導者はこれを頭に入れておきましょう。
- 2.情報を仕入れる
情報がないと、会話は難しくなります。まずはネットニュースから情報を取得しましょう。
- 3.髪のことを話す
自分の知識をプロとして、披露する感覚でやってみて下さい。
- 4.定型文を覚える
各場面ごとに定型文を作りましょう。そこから会話が弾むこともあります。
- 5.笑顔と挨拶をしっかりする
これをしっかりやることで会話が弾みやすい状態が整います。すぐに出来ることなので、今から実践しましょう。
ということになります。
接客業で会話が苦手なのは辛いと思います。
今回の4つのアドバイスの内、取り組みやすいものからやってみて下さい。
そうすれば必ず少しは、改善されるはずです。頑張って下さいね。
【美容室経営に関するnote】
note(ノート)
元大手美容院売上no1スタイリスト。
カットやカラー講師として内部、外部で活躍。
店長育成プログラムを考案しマネジメント…
【美容室経営をわかりやすく具体的に石橋拓郎チャンネル】
[blogcardurl=https://www.youtube.com/watch?v=v2470D9-V_o]