美容師の接客時に絶対タブーな3つの話題
皆さんは、接客する時に話題で気を付けていることはあります か?また、 スタッフさんに気を付けるように言っていることはありますか?
私の美容室でも、スタッフにいつも言っていることがあるので、今日はそれをお伝えしたいと思います。各サロンの考えはあるとは思いますが、 ほとんどの接客業で使える内容となっております。
この動画をスタッフさんとシェアして頂ければ、 接客時の話題で「地雷を踏むことが少なくなる」と思いますので、ぜひお役立て下さい。
また、お客様との話の流れで好ましくない話題になる場合の対処法もお伝えします。
ということで今回は「美容師が接客時する時に絶対タブーな3つの話題」 についてお話していきたいと思います。
関連動画で、「美容師がお客様との会話で気を付けることという動画」もアップして おりますので、続けてご覧頂ければと思います。
それから、その他サロン経営に関する情報をまとめたnoteも記事の最後に張っておきますので、ぜひそちらもご覧下さい。
それでは、早速本題に入ります。
ポイントは4つ
- 宗教、政治、野球
- 評価評論、否定
- ゴシップ、スキャンダル
- 好ましくない話題の対処法
それでは、1つずつ見ていきましょう。
1.宗教、政治、プロ野球
これはよく言われていることなので、ご存じの方も多いですよね。一応、なぜこの話題をしないほうが良いのかを説明します。この3つは、賛否が分かれる話題だからです。
宗教には、教えや思想がそれぞれありますし、 政治に関しては、支持政党がそれぞれあります。対立する宗教や政党もありますね。
相手のそれを知らずに、この話題をしてしまうのはとても危険です。
プロ野球に関しては、宗教や政治よりもやや和らぎますが、相手の好きな球団が負けた日にライバルチームのポジティブな話題 をしたりすると、いい気持ちにならない人もたくさんいらっしゃいます。
このように、この3つの話題は賛否がしっかりと別れてしまうので、 接客時にはしないようにしましょう。
2.評価評論、否定
例えば、近所に2件あるスーパーAとスーパーBのどちらが良いとか、芸能人のOOよりOOが可愛いなどの話題は片方の評価を下げてしまい ます。
スーパーであれば、関わっている方やそちらの方が好きな方は、気分 が良くないですね。
芸能人に関しては、どちらにもファンがいます。
また「OOはよくない」とか「OOは嫌い」 などの否定的な発言にも気を付けたいところです。
例えば、「あのシャンプーはよくない」 と否定すると、それを使っている方もいらっしゃいますよね。
評価評論や否定の話題には、 その逆側の考え方があるということを覚えておいて下さい。
何よりも「否定」にはマイナスのパワーが宿っているので、知らず知らずのうちにお客様にそのイメージを与えてしまいます。
プライベートで考えるとよく分かりますが、否定ばかりする人間に魅力は少ないですし、いい感じがしなくないですか?
3.ゴシップ、スキャンダル
芸能人の私生活、有名人の不倫など、 巷の噂話になるような内容の話題です。
ワイドショーなどで頻繁に取り上げられるので、 話題としてはお互いに共有しやすいのですが、ほとんどの場合ポジティブな内容ではありません。
美容院は、髪を綺麗にしてポジティブになる場所です。ゴシップやスキャンダルは、この場において相応しくない話題ですね 。
4.好ましくない話題の対処法
いくら自分で気を付けていても、今まで説明してきたような接客中に好ましくない話 題をお客様から振られることもあります。
例えば、
- 「私女優のOO嫌いなのよ。あの人品がないと思わない?」
- 「あそこのスーパーは鮮度が悪いのよね。
隣駅のスーパーの方がいいわよ」 - 「今の内閣は全然だめね」
まだまだたくさんありますが、例えばこのような感じです。では、このような場合どうすればいいでしょうか。具体的に1番便利な方法としては、「そうなんですね」と返すです。それだけで躱せない場合は、「そうなんですね。私詳しくなくて」 と言いましょう。
大事なのは「肯定も否定もしない」ことです。
そう言った後に少し様子を見ながら、「
このように好ましくない話題を振られたら、肯定も否定もせず「
まとめ
いかがだったでしょうか。
今回は「美容師が接客時する時に絶対タブーな3つの話題」についてお話しました。
まとめると、
- 1.宗教、政治、野球
賛否の分かれる話題は避けましょう。 - 2.評価評論、否定
これらは比較された一方が下がるので好ましくありません。 - 3.ゴシップ、スキャンダル
ほとんどがネガティブなので美容室に相応しくない話題ですね。 - 4.好ましくない話題の対処法
肯定も否定もせず「そうなんですね。私詳しくなくて」と言い自然と話題を変えましょう。
このようになっています。
もし仮に、タブーの話題がそのお客様と問題がなかったとしても、 周りのお客様にも聞こえています。そうするとよく思わないお客様も出てきます。
これらの話題を出来るだけしないことが、自分の価値やお店の価値を 上げていくはずです。
【美容室経営に関するnote】
【美容室経営をわかりやすく具体的に石橋拓郎チャンネル】